メカライオン丸(スマートムーブ)

 こんにちは、オカメです。
先月ついにリオンが電動車椅子デビューをしました!



株式会社ケアテックジャパンスマートムーブです。
名付けてメカライオン丸


使い始めて1ヶ月ほどになります。
結論から言ってしまうと、購入して大正解でした。
今日は実際に使ってみての感想などを書いていこうと思います。



その前に、まず今回 電動車椅子を購入するきっかけとなった悲しい出来事をお話ししなければいけません。


実は今まで使っていた車椅子の3代目ライオン丸・・・が前足を(の前輪が)怪我して(壊れて)しまったんです。
このまま使い続けるのは危険だと判断し、3代目ライオン丸とはお別れすることになりました。


また新しい子を迎えるのならばと、今回思いきって電動車椅子の購入を決めたというわけです。
正直、杖を使っての移動には限界を感じていました。
なので、電動車椅子は日常的に使うことを考えて慎重に選びました。


余談ですが、その後3代目ライオン丸は引き取っていただくための待ち合わせ場所から忽然と姿を消し、どこかに旅立って(盗まれて)しまいました。
わたしが待ち合わせ場所まで送り届けてからの、ほんの一瞬の出来事でした。
この件についてはいろいろと思うことや言いたいことがありますが、せめて治療を受けて(修理されて)いることを願うばかりです。


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スマートムーブを選んだ一番の理由は、映画『太陽は動かない』(主題歌『泡』King Gnu)で使われていたからです。
それからちゃんと仕様を確認したところ、幅66センチ、重さ26.2キロ、時速6キロ、走行距離15キロ、段差6センチ以内、坂道13度以内というハイスペックぶりもわかり、これなら問題なく使えるだろうと考え購入を決断しました。



思っていたとおり、いや、思っていた以上にスマートムーブでの移動は順調です。
自操式の車椅子と大きさも変わらないので、電車に乗ることもできます。


スーパーでの買い物も、よほど混んでいる時間でなければ問題ありませんでした。
コンビニも意外と通路が広くて(しかもカーブミラーもあって)、難なくクリアしました。



電動車椅子を購入してしみじみと思ったのは、「自転車に近いな」ということでした。
購入するまでは車に近いものだと思っていたので、リオンにはちょっと難しいんじゃないかと思っていたんです。
というのも、リオンは障がいをもつ前に受けた車の免許試験に落ちていますし、ゲームセンターにあるマリオカートでは一度だってわたしに勝てたことがありません。
それが今、リオンはメカライオン丸を完璧に乗りこなしています。
そういえば、障がいがもつ前のリオンはツインターボと名付けたママチャリでどこまでも走っていくような人でした。


わたしは自転車に乗れないのですが・・・と、今これを書いていて思い出したことがあります。
数年前、試しに家族から自転車を借りて乗ってみたときのことです。
ちょっとした段差をけっこうなスピードで、しかも変な角度から上がろうとして、派手に転んでしまったことがありました。
ズボンは破けてボロボロ、駆け寄ってくれた親切な方に「大丈夫ですか!?」と聞かれたのに対して思わず食い気味に「大丈夫じゃない!!」と返してしまうほどの、それはもう大変な事故(自滅)でした。


恐らくわたしのようなタイプは電動車椅子を乗りこなすのに時間がかかるのでしょうが、通常は自転車に乗るくらいのレベルの技術があれば誰でも安全に乗ることができそうです。



メカライオン丸が来てからというもの、リオンは杖を使って外に出ることがなくなりました。
メカライオン丸をいちいち玄関から出し入れするのが大変なんじゃないかと思っていたのですが、それ以上に歩くほうが大変みたいです。


今まで、リオンが車椅子を使って一人で外に出るのはなんとなく危ない気がして、まだ杖を使って歩いてくれたほうが安心感がありました。
ですが、不思議と今は杖を使って外を歩くほうが危なく感じます。
杖よりも車椅子、そして車椅子よりも電動車椅子のほうが危なくないように思えてきました。


リオンは最近また一段と歩けなくなってきたなと隣で見ていて感じますが、それは歩く機会が減ったからというより、もう本当に限界だったんだと思います。


悪く言ってしまうと無理矢理にでも歩くことができなくなったわけですが、こっちにはメカライオン丸がついているので、無理をしなくても移動できるようになった、というのが正しいですね。
前はジムに行くだけで疲れていたようですが、今は100%の状態でトレーニングに臨めているようです。
そして何より移動にかかる時間が大幅に短くなったようで、身体的にだけでなく時間的にも余裕ができたと言っていました。



初めての電動車椅子はいいことずくめで、中でもわたしが個人的によかったと思う点は、周囲の人たちにも電動車椅子を身近に感じてもらえることです。
テーマパークなどで車椅子の方向けの案内があると「ここは車椅子で行けるところなんだ」とすぐ理解できるように、リオンが電動車椅子に乗っているだけで、周囲の人たちに「ここは電動車椅子で活動できるんだ」と無意識の中でも知ってもらうことができます。
それが巡り巡って、電動車椅子を必要としてる人の参考になったらとても嬉しく思います。


  *リオン*
好きな食べ物はフルーツ。
尊敬する人はランディ・ジョンソンとイチロー。
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